今年一年どうもありがとうございました。 村でも「よいお年をー」 という声があいさつとなりました。 今年一年さまざまな出来事がありましたけれども 来年も馬路村村民一同精一杯がんばりたいと思います。 みなさんもどうか来年が幸せの多い年になりますよう…

本日はクリスマス・イブ。 ですが、村の中は ネオンが彩るわけでもなく、 恋人たちが寄り添うわけでもなく、 おんちゃんたちも 「クリスマス？おー、おー」 といった感じです。 なんとかクリスマスらしいものを探していると、 馬路唯一の食堂、「やまなみ」…

朝から馬路温泉がなにやら騒がしく よしひとくんもカゴを持って どたばたと走り回っております。 カゴの中身はもちろんゆず玉。 今日は冬至。 馬路温泉もめでたくゆず風呂となったわけです。 ゆずがプカプカえい香り。 みなさんもどうぞ温かく冬至の日をお過…

のぼるちゃん、大きなはさみを手にして ゆずの木の間を行ったりきたり。 「うーん、どれを切ろうか悩んで悩んで」 来年のゆずの収穫に大きな影響を及ぼす ゆずの剪定作業。 「ちょっとすかしちゃろうか」 「この枝は残してみろうか」 ベテランのおんちゃんで…

朝日出山のてっぺんにあるゆず畑。 農協の営農班がなにやら作業をしております。 ゆずの苗木の周りを ぐるぐるっと風よけネットで囲います。 朝日出山に来年の２、３月にはまた新しい畑が完成するため そのときに植えるための苗を大事に大事に育てています。…

「やりゆうかぁ」 「おー、まぁゴトゴトねぇ」 「ひやいねぇ」 「おー、まことねぇ」 「鹿はでてこんかぁ」 「いやぁでてきゆうでぇ」 「まぁ無理せんようにゴトゴトやりよ」 「おーよ」 ひやい日に 畑で作業するおんちゃんには ねぎらいを込めて、 声をかけ…

馬路村はめったに雪は降りませんが、 今日は空に薄暗い雲がはり、 ポツリポツリと白いものが。 なーんか降りゆうような気がする、 程度のものでしたが、 おんちゃんたちは どうりでひやいはずよ、と 足早に家の中にもぐりこんでいきます。

村の家々では 薪でたくお風呂はたくさんありますので、 こうしたものを家の横でよく見ます。 自分で山からとってくる場合もありますし、 村内各事業所の掃除などで出た木片を とりあえず「ちょうだい」という場合もあります。 おんちゃんたちも、なにかしら…

そろそろ大根などが軒下に干されるようになってきました。 道のふちにもこうやって干されています。 ん？大根、じゃぁないね。 おんちゃんに「これ何？」と聞くと 「かじってみたらわかるわね」ということですので 早速ひとかじりしてみると、 、、、「苦い…

忙しいゆずの収穫が終わり、おんちゃんたちも一休み、 ともいかず、ナカヤくんは畑でまだまだ忙しそうです。 畑の周りに鹿よけネットを張るそうで、 寒いなか汗を光らせ頑張っております。 「なかなか休んでもおれんがよ」 ゆずの畑にまた一日中、です。

忙しかったゆずの収穫も 嬉しいかなさびしいかないよいよ最後を迎えました。 収穫量もおかげさんで例年並みとなりました。 ご覧のとおり、ゆずの畑も元の緑色に戻りました。 黄色く染まったゆずの畑を見るのも パッチンパッチンのはさみの音も 軽トラが通る…

「ほりゃぁ」 「おりゃぁ」 「どうじゃぁ」 威勢のよい、なかばケンカにも聞こえるような 声が温泉の大広間から聞こえてきます。 おんちゃんたちが待ちに待ったはしけん大会です。 お互いが握っているお箸の本数を当てあう 運まかせのゲームにも見えるのです…

今年はなんだか紅葉がかなり遅く、 やっと紅葉もピークとなりました。 ごっくん工場の周りのゆずの森も真っ赤に染まり 村に遊びに来てくれたお客さんたちをお出迎えします。 ごっくん工場２階に座る農協の林さんも 「失敗したときもね、これを見て元気もらい…

「どうですか」とゆずの調子をきくと 「んー、終わった終わった」 と口にするおんちゃんもたくさんでてきました。 もうそろそろゆずの収穫もおしまいです。 「これはね、出荷はせん。ちょっと特別なもんよ」 「特別？」 「実生のゆずなが」 実生とは種から育…

坂道を歩いていると、 上からコロコロとゆずの玉が転がってきます。 「またか」といった感じで、 けっしてね、この季節珍しい光景ではございません。 ただ、あまりにも勢いよく転がっておりましたので、 ほんのすこーし、ほんのちょっとだけ、 珍しいものを…

ゆずの木は必ずしも平らな畑に 植わっているわけではなく、 特に馬路村の場合、隙あらばゆずの木を植えるという風習があり、 傾斜地なんておかまいなしでゆずの木がすくすくと育っています。 かなめじいちゃんの畑では川沿いの 傾斜に生えている木もポツポツ…

今日はイノシシ猟の追い山解禁です。 解禁日、猟に行っても行かんでも 解禁日を祝う宴会が村のあちこちで開かれます。 いよいよこれからはじまる追い山猟。 今年は太いイノシシがおるかなぁ、 と期待しておるのは猟師のおんちゃんだけでなく、 こうして宴会…

ゆずの収穫もかなり忙しくなってきました。 集荷場では恒例の軽トララッシュのお目見えです。 「おつかれさーん」 「どっしこ採ったねぇ」 「だれただれた」 いろんな声が飛び交い 騒がしい騒がしい夕方がはじまります。

今年で６回目となる「ゆずはじまる祭」。 小さな村の年に一度の大きな祭です。 こつこつと準備を重ねてきて、 なんとか雨が降らんように祈っておりましたが 当日はあいにくの雨。 それでもたくさんの人がこの馬路村まで来てくれました。 遠くははるばる東京…

「この間な、恭にぃが太いがをとってきたぞ」 と、こっそりとおんちゃんが教えてくれました。 そうです、例のアレの話です。 そういえば、今年は一回も食べれんかったなぁと あきらめよったところに、この話が。 晩にはみなが集まり、もう宴会がはじまってい…

「パッチン、パッチン」 いよいよはじまりました。 一年間待ちに待った収穫の季節です。 「首やら腰やら、だれるにゃぁ」と 文句にも似たセリフを言っておりますが、 嬉しい気持ちを隠しきれていませんよ。 だってね、みんなの顔が笑顔ですもの。 村中を嬉し…

ハエナワ帰りにゆず畑を見回るおんちゃん。 「この辺はどうもまだやにゃぁ」 ゆずの色づきをチェックしております。 いよいよ来週から、 ゆずの収穫がはじまります。 待ちに待ったこの季節。 村が最も活気づくこの季節。 ゆずの玉も黄色く染まったものは、 …

まるで立派なイタリア料理店のような光景。 しかし、まぎれもなく馬路村です。 またまた牧島さんがはるばるピッツァを焼きに馬路村まで来てくれました。 牧島さんは本場ナポリのピッツァ大会で 日本人ながら見事、優勝に輝いたものすごい方です。 味は、「お…

見事な快晴ときどきくもり。 絶好の村民運動会日和です。 競技に出場にしろ、応援にしろ、 とにかく村民全員参加。 各地区の誇りをかけて優勝を争います。 走るにはこの若いし。 綱を引っ張るがにはこのおんちゃん。 はしけんやったらこのおばちゃん。 各地…

日の暮れはじめる少し前、 温泉の一室はものすごい熱気に包まれています。 浴衣を着て、のどかな卓球風景ですが、 手に持っているのはラケットではなく、木のうちわ。 なかなか思うようにはいきません。 だからこそなのでしょうか、 会場は異様なほどの盛り…

すぎのせ橋の横から 長ーい竿が顔をだします。 ここはあきちゃんの特等席。 「おーい、あきちゃん、かかりゆうかよー」 「いやぁ、あんましやねー」 「もうひようないかよー」 「んー、まぁまぁねー」 まだまだ鮎の季節は終わりません。

また今年もフルマラソンの季節がやってきました。 なんと今年で２０回目。 参加者の中には２０回連続出場、完走の人もおりました。 「こんなにがんばりゆうきねぇ」 村人たちは総出で手を叩いて応援。 この応援は届きましたでしょうか。 厳しいのぼり坂、く…

一谷、けんちゃんの田んぼでは、 近所の人らぁみんなぁで稲刈りです。 「みんなぁでやった方がそりゃぁ早いろう」 別に手伝ったからといって 見返りを求めるわけではありません。 みんなでやった方が早い、 ただただその理由で近所の人たちが集まります。 け…

田んぼの色がね、 いい感じの色になりました。 おそらく写真では伝わらない、 絵に描いても伝わらない、 なんともいい色が村を包んでいます。もう刈りはじめた田んぼもポツポツです。

問題です。 まだまだ日差しが厳しいゆず畑の中、 このおんちゃんたちは 何をしているのでしょうか？ ・・・・・ 正解は青ゆず玉の収穫です。 今年は実のつきもよく、玉の太り方も申し分ありません。 収穫した青玉は、 箱に詰められお客さんのもとへと届けら…