2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧
「めずらしいものをみつけた」と、 おんちゃんが山から下りてきました。 ハイノキに生える、らしい。 どうも、きのこ、らしい。 ずっーと、山の奥にいかんと、ないらしい。 詳しい事はしらん、らしい。 ようわからんけんど、 確かにめずらしいね。 ちょと調…
村中に響くような泣き声に急いでよっていくと、 ぼくのだいじなだいじな 石をね きぃちゃんが ふんだ と、 そうや君。だーいじょうぶ、ほら、 石はね ふんでも こわれんき。 そう、そう、ポケットにしもうて、しもうて。泣く子は育つ。 がんばれ、そうや。
春に交わした、 「田んぼを借りる際の小作料として、ゆず収穫を手伝う」 という約束を果たすべく、今日はみんなでゆず採りです。「こんなに若いしが手伝うてくれて、これ以上嬉しい事はないわ」 そんなおんちゃんの言葉がうれしくて、 ちょっと調子にのって…
冬の将軍が急に活発になり、 落ち葉も冷たい風にあおられて どこかへ飛んでゆきました。 ゆず山からおりてきたおんちゃんも、 「おー、今日は冷やかったぜよ」と。 ゆず採りも、もう一息。 多くの家がラストスパートに入りました。
ほっ、 ほぉっ、 ほぉっっ、勝っちゃんがゆずをカゴに入れる時、 玉があんまりカタマリになって浮くもんで その極意を聞いてみると、 「こればぁの力がないといかんぞ、男やったら。ふぉっふぉっふぉっふぉー」と、ひと笑い。 夕暮れでも疲れを知らんご様子…
村のあちこち、 山の中やら、畑の近くやら、石段の上などに けっしてその存在を主張する事なく、 何気なくある箱。 実は、街にはめったにないらしい、 珍しいらしい箱らしい。この箱の正体は…こちら。 じゃじゃーん。 日本ミツバチの巣箱。特定の花畑が多く…
雲一つない今日のような日は ゆずのまぶしいこと、まぶしいこと。 村の入口、朝日出の畑で精一さんを発見。 「今日は絶好の撮影日よりじゃぁねぇ。絶好のゆず日和よ」と。 「また、外国へ遊びに行かなぁいかんきに、いきってやりゆう。」 そう、精一さん、近…
96%が山林の村。 杉だらけの村といえども、この季節になると、 杉ではなかった木々が「私は杉ではありません」と主張をはじめます。 今日のような曇りの日は紅葉がより一輝いてみえるものです。 .
ゆずが最盛期の馬路村ですが、山師も負けてはおりません。 今日もあいにくの天気ではありましたが「山師達人選手権」が魚梁瀬を会場に行われました。 山師とは木こりの事。森を守り育て、管理する、山の達人です。 競技は主に3種目。 丸太切り競争、丸太引…
今日もゆずが香る、香る馬路村。 「ほーい」 天の声かと思いきや、 上を見るとゆずとり真っ最中のおんちゃん。 「手伝うていかんかよー」と。 猫の手もかりたい忙しさです。
「えいお祭やった、ありがとう。がんばりよ」 涙がでるほどの嬉しい声を沢山の方がかけてくれました。 何から何まで手づくりイベント、 あいかわらず余裕もなく お客様にはご不便やご迷惑もおかけしましたが、 暖かく、和やかに、見守っていただき 心からお…