もうだいぶ 開いてきました。 下の街では満開のものも 出てきているということですが、 馬路村では夜の宴会をやるには、 まだもう少し寒く 花ももう一息といったところです。

相名の道、 おばちゃんたちがニコニコしながら 歩いてきます。 村のおばちゃんたちは とにかく運動することが大好きで、 「体操をしてきた」と 今日もとても嬉しそうでした。

田んぼがそろそろ動き始めました。 「これはね、くわばち言うて」 田んぼの横がコンクリートで固められておればいいのですが、 石を積んだ、きしかけですので 水を溜めるとじわじわと染み出るため 土をきしかけに固めていくこの作業を 「くわばち」と言うそ…

山の明かりがすこしずつ 上へ上へと登っていき、 ところどころの街灯たちが 静かな夜を迎える準備にはいります。 耳を澄ませば 安田川から カジカガエルの鳴き声が聞こえてきます。

「お前んくの畑はもう危ないぞ」 山の上にゆず畑を構えるももたくん。 世話をサボり 草もボーボー、 石もゴロゴロ、 ゆずの木もいよいよ弱ってきていました。 見かねて急遽、 救助隊が結成され ゆず畑の世話がはじまりました。 肥料をやり、土と混ぜ、 また…

卒業式が続く馬路村ですが いよいよ最後の式、 馬路保育園の卒園式です。 「ぼくたち、こんなにおおきくなりました」 そのセリフに親たちも うんうんと頷き、 涙があふれます。 小さな村の宝たちは すくすくと大きくなっていることを改めて感じました。

朝から激しい雨と風が村を包みました。 まだすこし、くすぶっていた 冬の様子を流しきるような、 激しい雨。 季節の変わり目 村では決まってこんな雨です。 明日からは本格的な春ですかね。

馬路小学校卒業式、 今年の卒業生は５人。 つい最近まで小さかった思い出とは裏腹に 大きく成長し 顔つきもたくましくなりました。 最後のお見送りには 父兄から低学年の子供まで 満面の笑みと心からの拍手で見送ります。 「おめでとう」「おめでとう」 その…

一応言っておきますが ここは菜の花畑ではありません。 ゆず畑です。 春の訪れを告げるため、 村のあちらこちらが 菜の花で黄色に染まっています。

山崎くん邸が やっとやっと完成いたしました。 お祝いの餅なげも 「いっぱい餅を用意しちょかないかんでー」と 脅していた通りたくさんの人が集まり、 騒がしく、餅なげがはじまりました。 餅なげは馬路村の中では れっきとしたスポーツ。 村人もさながら一…

ゆず畑でおんちゃんが 「作業がとまってしもうたがよ」と 嬉しそう。 バケツにはいっぱいのあれ。 そう、カブトムシの大きな幼虫が大量に 土の中から出てきたようです。

追い山がおわりの日でした。 最後の日は、しっかりきめたいと 何日も前から意気込んでいましたが 残念ながら、、今日はスカ。 追い山最終日に大物の猪をしとめることは できなかったようです。 それでも、晩は 先日冷凍猪肉を解凍して、汁を炊き さしみや、…

「馬路村に生まれてきてよかった、ありがとう」 卒業生の力強い言葉が体育館に響きました。 あふれる涙をハンカチでおさえながら 「たくましくなったねぇ」 来賓のみんなが、そうおもいました。 今日は馬路中学校、11名の卒業式。 高校のない馬路村ですので …

馬路村農協ゆず化粧品事業部の女性たちが なんと、この度知事室を訪問。 というのもumaji化粧品が 県地場産大賞の中の産業振興計画賞をいただき、 そのお礼と近況のご報告をかねて知事室への訪問が実現しました。 あの、尾崎知事を目の前にして、 テレビカメ…

一谷、なおさんの畑 普段見慣れない橋がかかっています。 「かっさんとナカヤくんがかけてくれたがよ」 とご満悦の表情のなおさん。 「ゆずとりの時、重いカゴを ちょっと離れた橋から持っていきゆうきねぇ」 なんとかしちゃらないかん、と かっさんとナカヤ…

「どこ行きよらぁ」 道をフラフラ歩いていると 決まってこの言葉をかけられます。 特に目的はない、と伝えると 「まぁお茶でも飲んでいきや」と これまた決まった言葉をもらいます。 今日もおんちゃんにこの言葉をかけてもらい、 ノコノコと ついて行った先…

ゆずの森加工場に しんじろうさんがふらりと現れ、 「いっぱいできたき、あげる」と 小松菜をたくさん置いていきました。 野菜が高いご時勢の中で、 村にいると、ふとそのことを忘れてしまいそうになります。

馬路中学３年生も受験を終え、 桜が咲く頃よりも早く、 無事、数日前に１１人全員合格の知らせが届きました。 親だけでなく、 村のみんなの心配事。 みんなが、ほっと 胸をなでおろしました。 馬路中学、卒業式は来週です。

ゆずの森のミツマタの花も 「もうえいろう」と 花をひらきはじめました。 次々に、春の息吹が聞こえてきます。

厳しい冬を過ごした大根が 背比べをしていました。 野生のたくましさが、みなぎっています。

久しぶりに青空が見えました。 トヨさんがシイタケを干しています。 「このサイズは出汁用に このサイズはおかず用に」と。 しいたけは、どんどんどんどん いっぺんに生えてきますので 生で食べるのには限度があるのです。 「生でももちろんおいしいけんど、…

カッさんが早くも動き出しました。 「今日、お母がこの谷でウナギを見かけたいいよったき まぁ、かけてみろう、思うて」と。 ゆず畑からの帰り、弟分のナカヤさんを連れ立って ポットン、ポットンとウナギの仕掛けを仕掛けていきます。 「これで掛かったら、…

高知発東京行きのJAL便に搭乗のお客様へ ゆずスキンケア品お試しセットを 配布させてもらうことになりました。 本日から７日迄 JALさんの協力のもと 搭乗口で手渡ししていますので もし、乗る機会があれば やさしく声をかけてくださると、嬉しいです。 毎朝…

馬路村農協出張販売ブースは 手作り仕事でも 「とにかく目立つように」というのがモットー。 ３月から一ヶ月、高知空港に 特設ブースを設けさせてもらうことになり、 気合いを入れてつくってきました。 ごっくんの試飲も用意しています。 高知空港ご利用の際…

谷を抜ける風が あたたかくなりました。 田んぼの横をとおる風が やさしくなりました。 農協の、うもとさんも風邪をひきました。 季節の変わり目、みなさんもお気をつけください。

月に一度の美肌塾が 馬路村化粧品工場で行われています。 美肌プロ、岩本さんの指導に感心しながら 身体の中からも外からも きれいをめざす女性達が つどって、なんだか嬉しそうな夜になりました。

今日の馬路村は春雨です。 ずいぶん温かい気候になりました。 雲が次々にうまれています。 せっかくの土曜日やに また、雨か、、、という声もきこえてきます。

「こんにちわー」 ゆず畑に入り、 おんちゃんを探します。 「おー」 おんちゃんの声のする方を探しますが、 なかなか見つかりません。 ゆずの木がもそもそと動きます。 あそこかな？ 違いました。 風です。 こんな感じで剪定中のおんちゃんは ゆずの木に隠れ…

大雨がやんで 鳥のさえずりが春を告げています。 ゆずの森の木々も 突然の陽気に少々驚いているかもしれませんが 今にも芽を吹き出しそうな気配。 わくわくする季節を迎えました。

今日、お客さんから 「お手玉雛」が届きました。 仰々しくなく、手軽に飾ってほしいとのことです。 ゆずの森もなんとなく ひなまつりムードです。