真っ黒いトタン屋根の上に何か白いものが並べられています。 オソルオソル近づいてみると、 大根です。大根が干されています。トタン屋根の上に。 白と黒のコントラストが目を引きます。 馬路の普通の道端にも 当たり前の田舎の芸術が残っていました。

「今日はあついにゃあ」 道で会うとあいさつがわりにその言葉がでてきます。 空もなんだか季節を先取りしているような青さが光ります。 畑ではしんじろうさんがジャガイモをうえるために、 あついあついと言いながら土をおこしています。 「けんどこのジャン…

今日の馬路村はかなり冷え込み、 道端には霜が降りていました。 馬路で日が早く昇る地、朝日出に暖かさを求めて行ってみると、 わき水近くの草むらにわさびの葉がびっしり。 「うちくのおばあがわさび葉の漬け物をつくるき待ちよってん」 と、かずとさんがま…

この時期になると恒例なのが、剪定講習会です。 毎年剪定に悩むおんちゃんおばちゃんが参加し、 「こうゆう枝は切ってかまんがやろうか」 「今年はどうじゃろう」と質問をします。 毎年のことながらおんちゃんたちが悩むのにも理由があり、 ゆずの木は１年ご…

今日は肥料配り。 トラックに積み込み、ゆず畑の間の細いくねくね道を上っていきます。 車をこするがやないろうか、と心配しながらも 器用に細い道をすいすいと上っていきます。 運転手の北岡さんにとってはこんな道はお手の物のようです。そして肥料を生産…

雨のぱらつく昼下がり。 朝日出の山の斜面に綺麗な花が咲きはじめています。 まだまだ朝晩がかなり冷え込む馬路村ですが、 梅の花が頬を赤らめ春を告げにやってきました。

馬路村、ゆずの森加工場には、研究室があります。 ここで日々、商品を開発したり、研究したりしています。 午前中に、部屋の前を通ると、あやしげな人影が・・・ んんん？なにやってんですか？ 部屋に入ると、いいにおい。みかんの匂いです。 コロコロ小さな…

パン屋さん、岩城組などの前で足を止めて、 じっと何かを見つめている人達を最近よく見かけます。 その視線の先には子どもたちの絵が飾られています。 題して「村がまるごと美術館」。 村の子どもたちの絵をいろいろな場所に飾り、 村の人達に見てもらおうと…