とおせんぼ

大きな木を持った機械に乗ったおじさんが
私の行く手を阻んでいます。

せまいせまい馬路の道。
すれ違うスペースなどはないので、とりあえず止まって、
おじさんの様子をうかがいます。
そのままゴトゴトと進んできて、脇の作業場へと入っていきます。
その際、遠目だと、怖そうだったおじさんがニコッと微笑み、手を挙げてくれます。
馬路では譲り合いと感謝の心が街以上に必要なんだなと改めて感じました。