鮎帰ってこい、大作戦

今日は何やら、安田川が慌ただしい。

大きな重機が右往左往、大きな岩が行ったり来たり。

「あの人らぁ、何しゆうがぁ、やろうねぇ？」

人々は不思議そうに眺めます。

実は、、ふっふっふっ「鮎帰ってこい、大作戦」の真っ最中。

近年、毎年のように「鮎がおらん、おらん」と言われ続けていますが、
近自然工法の専門家、福留さんの話によると、
「今の安田川はベッタリと平坦な浅瀬ばっかりになってしもうて、なかなか生き物も住みにくい状態や」との事。

そして、一にも二にも川好きな馬路のおんちゃん。
「これはいかん、なんとかせなぁいかん」というおんちゃん達が集まって、
「近自然工法」による水制を作ることになりました。

水制とは、水の勢いや流れを変えたりする構造物の事。
瀬と淵のある、生き物が住みやすい環境へ、自然の摂理にそって補修していきます。

「昔はなぁ、川へ入ると、鮎が踏めるばぁおったぞ」と、おんちゃんは
目をキラキラさせていいますが、そんな光景をまた見てみたいものです。