マジックショー

    
机が浮いたり人が浮いたり、鳩が出て来たり、なんぼ目を開いちょってもわからん。目の前で起こる摩訶不思議な連続にみんな首をかしげます。
昨晩、馬路温泉で高知中央高校の奇術部によるマジックショーがありました。高校生といえども、奇術部の一人、西村君はアメリカのラスベガスで行われた世界マジック大会若手部門で、みごと日本人初のチャンピョンに輝いた高知県で有数の有名人です。時には大爆笑の渦に、時には息を飲む驚きが会場内を包み、めったに見れんショーに皆大喜びでした。

ショーが終わったあと、
「すまんけんど、もう一回だけマジックを見せてくれんか。」とおんちゃん。
「もちろんえいですよ。」と高校生。(以下 おんちゃん一同…お、高校生…高)
高「ここに500円玉があります。」
お「うん、確かにある」
高「これをにぎります」
お「うん。」
高「手を開きます」
お「!!ない…????」
なんと、目の前で500円玉が消えました。どうも酔うちゅうせいでもないらしい。
お「こんなに近くでみゆうのに…」
高校生たちはしてやったりの顔。

調子にのったおんちゃんは「もう一回、もう一回」と厚かましく催促、ショー本番を見れんかった温泉の従業員まで呼んで来てマジックショー第二部へと突入です。度重なるおんちゃん達の熱烈なラブコールを嫌な顔一つもせずに、最後まで快くつき合うてくれた中央高校奇術部の皆さん、本当に楽しかった。ありがとう。